格安な腕時計

クール&モダンなウォッチで魅了するスイスブランド、ウブロが、インターネット上のバーチャル空間Second Lifeに進出！ 2007年9月12日、仮想の島「Hublot Island」がオープンし、ウブロ本社での記者会見と同時にHublot Island内のプレスルームでも会見が行われ、当日スイスまで足を運べない各国のジャーナリストたちはデジタルボディ“アバター”に身をやつしてバーチャル記者会見に出席したのです。

わたしもさっそくドレスアップしたアバターで会場に着席。時計界の名物男、ウブロCEOのジャン・クロード ビバー氏もしっかりアバター姿で登場し、スピーチを行いました。マテリアルやデザインなど、異質なものの“フュージョン（融合）”をコンセプトとするウブロが、今度は仮想世界と現実とのフュージョンに挑んだというわけです。

「Second Lifeの3D空間は、ウブロの最新モデルをプロモートするには最適だ。島のオープンを手始めとして、今後Second Lifeでのさまざまな試みにチャレンジしてみたい」とスピーチした後、やにわにステージから飛び降りて走り出すビバー氏（のアバター）。「CEOがじきじきにHublot Islandをご案内します！」との司会者の説明に、みんなあわててビバー氏を追走。マリーナ、カフェ、サッカーフィールドなどもある島内をビバー氏は縦横無尽に走り回り、あちこちで迷子になって右往左往するジャーナリストが続出。海に落ちたり天井に激突したり、なれないアバターの操作で大騒ぎしながらも、島内見学ツアーはもりあがったのでした。

この島はビバー氏の語ったとおり、3Dで再現された時計がずらりと並ぶショウルームが見どころ。ウブロのバーチャル時計を販売するストアもまもなく開設されるそう。施設内には語らいのスペースも多く設けられているので、そのうち世界各国のウブロファンがここに集って、フォーラム（会議室）よりもさらに熱いコアなチャットを楽しむようになるのかもしれません。

Second Lifeには先日、アルマーニのショップもオープンし、ジョルジオ・アルマーニ本人（のアバター）が降臨して大きな話題を呼んだばかり。イヴ・サンローランもフレグランスの発表会を、香り抜きになるのを承知でSecond Lifeで開催。ウブロは、ウォッチブランドとしては初の進出となりますが、企業がよくやる「とりあえず作って放置」ではなく、今後ここでさまざまなアトラクションにトライして、みんなを驚かせてもらいたいものです。

さて、そんなウブロの新作レディスウォッチですが、今年はニュアンスのあるベージュ色がデビュー。シャープな美しさにほどよい甘さが加わりました。このモデル、100m防水なので水辺のリゾートにもぴったり。画像でイメージしきれない部分は、Second Lifeの3Dでチェックを！