2011年11月01日

フランクミュラー


「コンキスタドールグランプリ」、そして「コンキスタドールグランプリ クロノグラフ」──この時計にふさわしい言葉を探すとすれば、それはまさしく“タフ”という一語に尽きるででしょう。ブランドを語る優美な3次元曲線のトノウカーベックスケースの改良を重ね、「征服者」の名のもとに“ダイナミズム”を探究してきた「コンキスタドール」コレクションです。その最新作となる「コンキスタドールグランプリ」のシリーズでは、ハイテク素材を用いることで、スポーツウォッチに必要とされる強靭な一面があらたに導き出されています。
「コンキスタドールグランプリ」は2009年に開催されたF1レース「シンガポールグランプリ」へのオマージュとして誕生した時計です。今年は満を持してレギュラー化を果たしたが、発表当時は新素材「エルガ」をケースに用いたことで話題を呼んだのです。まるでF1の車体を想起させるような重厚感あふれるデザインに使用されたエルガは、アルミニウムにマグネシウムや亜鉛を混合させた合金素材です。傷がつきにくく、耐食性と硬度を向上させた軽量な素材であり、F1の車体や航空産業などで重用されています。艶のある質感で多様な着色を可能とする素材のため、堅牢さを誇るマッシブなケースにも、目の覚めるような鮮やかな赤の配色をほどこすことに成功しました。一方この時計ではエルガのほかに、軽量でさびにくいチタニウムを使用している点も見逃せませn。ハイテク素材であるエルガと組みあわせることで最高の耐久性を可能としたモデルや、チタン独特のざらざらとした質感がブラックやグレーなどのダークな色味を際立てるモデルなどが登場しています。
フランクミュラーは10年の歴史しか持っていませんが、すでにクラシックなブランドの一つとなっています。



Posted by Romega at 18:44│Comments(0)
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