2011年11月03日

腕時計の簡単手入れ法 その1


腕時計は肌に着けて使うものだけに、知らず知らずのうちに小キズが付いたり、埃や脂、汗などによる汚れが溜まったりするのは避けられない。まったく気にせずに使う人もいるだろう。また、オーバーホールの際にクリーニングも行う人もいるだろう。だが、日常の簡単な手入れを欠かさなければ、腕時計も清潔で美しい状態をけっこう保つことができる。本物の靴好きは日頃の手入れを欠かさないし、手入れが楽しみでさえある。腕時計の場合も同じだ。今回は、身近なものを利用して私が時々行っている簡単な手入れ法を紹介する。ただし、メーカーや専門家が推奨する手入れ法の紹介という意味ではなく、あくまでも自己流である。これを参考にして実際に試される場合は、自己責任において実行されるようお願いする。

では、ステンレススティールのブレスレット付き腕時計を例に手順を紹介する。まず、歯ブラシを用意する。これを使って、ケースとベゼル、ケースと裏蓋との境目、ラグの内側、ブレスレットのコマの間、バックルの内側などに付着した汚れを取り除く。とくに裏蓋やコマの間は入念にしたほうがいい。脂汚れが溜まりやすく、サビの原因になるからだ。ブレスレットの汚れがこびりついている場合は、歯ブラシに水またはライターオイルを軽く含ませて使うと効果があった。ただし、清掃後に水道水でザーザー洗い流すのは避けてほしい。たとえ防水機能を備えていても、ケースに水が浸入することがないとも限らないからだ。ちなみに、リューズが引き出された状態での作業は厳禁だ。



Posted by Romega at 18:49│Comments(0)
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